愛媛県新居浜市内の一家3人をナイフで殺害したとして、殺人などの罪に問われている男の裁判で、男を精神鑑定した医師が犯行時も自分でコントロールできていたと、刑事責任能力はあるとの見解を示しました。
住所不定・無職の河野智被告は、2021年10月、新居浜市垣生の住宅で岩田友義さんと妻のアイ子さん、それに三男で職場の同僚だった健一さんの一家3人をナイフで殺害したとして、殺人などの罪に問われています。
8日の裁判では、河野被告の精神鑑定を担当した精神科の兵頭隆幸医師が検察側の証人として出廷し、被告には妄想型の統合失調症の影響で、盗撮などの被害妄想がみられたと説明しました。
また、被害者の健一さんから“電磁波攻撃”を受けているといった妄想により、腹だたしい気持ちを抱くことは納得できると述べました。
そして、犯行時について「殺すという目標に向かってナイフをとりかえたり首を切ったりと、自分でコントロールできていると判断した」と刑事責任能力はあるとの見解を示しました。
その後の被告人質問で河野被告は、検察官から遺族への謝罪の気持ちはないか問われると「私は今でも被害者だと思っている。死刑となってでも拒否する」と答えていました。
この裁判は、河野被告の刑事責任能力の有無が争点で、弁護側は無罪を主張しています。
今月12日には求刑と最終弁論が行われ、18日に判決が言い渡される見通しです。
注目の記事
“人為的にバズらせる” SNS操る「農場」ビジネスを取材 「テスト」と書かれただけの投稿が6分で100万回表示… 選挙で悪用の懸念も【報道特集】

鹿せんべい“爆売れ”も手放しで喜べない事情 『買い占め』で午前中に売り切れ…製造追いつかず ほかの餌を与えると生態系に悪影響の懸念も

「ウチの嫁が…」「主人がお世話になっております」…主従関係? “配偶者の呼び方”で議論 「奥様」「旦那さん」は失礼? 他人の配偶者はどう呼ぶのが正解?

食べ物を床に落としちゃった!一瞬ならOK?“3秒ルール”は真実か 食品衛生の専門家が明かす「秒数よりも重要なこと」とまさかの“本音”

【詳報②】弾丸が複数回命中も逃げ続けたという「クマ」 ハンターが語った駆除までの緊迫の30分 駆除されたツキノワグマは体長約140cm・重さ100kgのオス 青森県八戸市でクマの「緊急銃猟」

「上からどんどん土砂が…」突然裏山が崩落 「助けて」の声に現場に飛び込んだ住民2人 下半身が埋まった女性をとっさの判断で救い出した









