太平洋戦争の発端となったハワイの真珠湾攻撃から8日で82年です。ハワイ・ホノルルで記念式典が開かれ、4年ぶりに新潟県長岡市の磯田達伸市長が参加しました。
日本時間の8日に開かれた記念式典には約3000人が参加し、黙とうをささげて犠牲となった人たちを追悼しました。

1941年12月8日。日本海軍が真珠湾を攻撃し、およそ2400人が犠牲となりました。新潟県長岡市は攻撃を指揮した連合艦隊司令長官・山本五十六の出身地で、ホノルル市と姉妹都市関係にあります。
今年、4年ぶりに長岡市の磯田達伸市長が記念式典に参列しました。

磯田市長は「4年ぶりに、長岡市民を代表して式典に参加できたことを嬉しく思う。今も世界では、戦争で多くの命が奪われている。このような時だからこそ、なお一層、平和を希求する市民の思いを粘り強く発信していきたい、との思いを新たにした」とコメントしています。

また式典に先立ち、磯田市長はホノルル市のリック・ブランジアーディ市長を表敬訪問し、これまで積み重ねてきた青少年の平和交流を中心に、今後も両市の姉妹都市交流を継続していくことを確認したということです。
画像提供:長岡市