新潟県 湯沢町のスキー場では1週間後のオープンを前に、関係者がこの冬の安全を願いました。新型ウイルスが5類に移行し、初めてのスノーシーズン。関係者は賑わいが戻ると期待しています。

湯沢町の苗場スキー場で行われた安全祈願祭。関係者がシーズン中の無事故を願いました。

ホテル前に広がるゲレンデにはまだほとんど雪はありませんが、ゴンドラで標高1500メートルほどの所まで上ると、一面に銀世界が広がります。自然に降った雪と人工降雪機による雪とを合わせて30センチ以上の積雪です。

オープンを前に行われた救助訓練では、機械トラブルでゴンドラが緊急停止し、乗客2人が中に取り残されたことを想定。

駆け付けた救助係がロープを使って道具を運び、声を掛けながら乗客を助け出しました。

今年は新型ウイルスの位置づけが感染症法上の5類に移行してから初めて迎えるスノーシーズン。スキー場は多くの賑わいを期待しています。

【苗場地区 高村嘉一郎 総支配人】「円安ということもあるので、海外からのお客様もたくさん増えると思う。スキー場を見て(来場者の)笑顔があふれるようなゲレンデを作っていきたい」

苗場スキー場は16日にオープンする予定です。