8日昼過ぎ富山市中心部にある喫茶店から火が出て、現在も消化活動が続いています。近くにいた人の話によりますと、店には店主の70代の妻が取り残されている可能性があるということです。
8日午後1時半ごろ、富山市総曲輪2丁目の喫茶店SIPHON(サイホン)で、店内にいた客から「1階の厨房から火が出ている」と消防に通報がありました。
消防などがかけつけ、午後4時現在も消火活動が続いています。
出火当時この喫茶店は営業中。店にいた客によりますと、店内には15人ほど客がいて、店主が調理台の掃除をしていたところ、油から突然火がでて2分ほどで燃え広がったということです。
店は1969年の創業の老舗喫茶店で、店内にいた客と店主は外に逃げ出し、無事だということですが、喫茶店の上の居住スペースにいた70代の店主の妻が取り残されているとの情報があります。妻は足が不自由だったということです。
現場は、富山市の中心部のホテルやビルが立ち並ぶ住宅街で、現場は騒然としています。
また、この火事で現場近くを走る市内電車が緊急停止するなど周辺の交通にも影響が出ています。
(8日午後4時時点の情報)