介護について中学生に関心をもってもらおうと、宮崎県小林市で、高校生による体験授業が行われました。
これは、県が県内の福祉系高校と連携して、毎年行っているものです。
小林秀峰高校で行われた体験授業では、福祉科の2年生21人が、西小林中学校の生徒19人に介護の仕事内容などについて説明しました。
このあと、生徒たちは、実際に介護の現場で使う器具を使用したり、マッスルスーツを使って効果を体験していました。
(中学生)
「介護ってきつそうだなと思っていたけど、楽しそうな仕事だったなと思います。
(高校生)
「人と人との関りがないと、高齢者の方たちとあまり深い関係を築けないので、今回はそれが伝わったかなと思います」
県では、こうした授業を通じて、介護を将来の進路・就職の一つとして考えてもらいたいとしています。