富山県南砺市の井波コミュニティプラザ「アスモ」の壁に絵を描いているのは、漫画家の森みちこさん。


森さんは先月から「壁主総会プロジェクト」として、南砺市を応援する人たちの似顔絵や、森さんの考えるキャラクターで壁一面を埋め尽くす計画で、完成は来年の春を目指しています。



漫画家 森みちこさん:「すごく集中して描くので、時間を忘れる好きな事なので。描いていたら無茶苦茶楽しいので、描けば描くほどパワーが出てくるので、もっと描きたいっていうのがあるから描いていて楽しい時間っていうか元気になりますね」







京都市出身の森さんは、30歳での結婚を機に夫の地元である井波に移りました。


20歳でプロ漫画家としてスタートし、漫画雑誌に4コマやギャグ漫画を連載、絵本なども制作してきた森さん。



今は、郷土の偉人、松村謙三の生涯を伝える紙芝居も制作中で来年、南砺市の幼稚園や小学校などに提供します。


「壁主総会プロジェクト」では今月から有料で似顔絵を描いてもらいたい人たちを募集。
キャラクターと併せておよそ2000人の顔を描きます。





漫画家 森みちこさん:「ここに来たらいい時間が過ごせたなと思っていただけるような空間になっていければなと思っていて、みんなが幸せ、感じるようなワクワクして帰っていただけるようなそんな空間にしていきたいと思っています」



南砺市で森さんが生み出す作品。
楽しみながら描くたくさんの笑顔は地域を元気づける空間を生み出します。


