信州の特産「そば」の品質向上を目指し、長野県内では毎年、そば品評会が開かれています。
さて今年の結果は?


7日に長野市で行われたそば品評会の賞状授与式。

今年は県内14の企業が113点を出品。

乾麺や生麺、そば粉の配合率で5部門に分けて審査され、色や香り・食感などが良い18点が表彰されました。

古畑キャスター:
「数あるそばの中でも最高賞の農林水産大臣賞に選ばれたのはこちらの戸隠そばです」

今年のナンバーワンに輝いたそばを作ったのが長野市戸隠にある「おびなた」。

昔ながらの石臼でそばを挽いていて、今回出品した商品には自社で育てる「新そば」を使いました。

おびなた・大日方大治(おびなただいじ)社長:
「味もあって食べやすい。のど越しがいいのが特徴だと思います」

今年で66回を数える伝統の品評会。

各社が技術を競い合うことで、信州で作られるそばの品質は年々向上しているということです。