今シーズンから新たに始まったNBAインシーズン・トーナメントの準々決勝が5日に米ロサンゼルスで行われ、八村塁(25)が所属するレイカーズが渡辺雄太(29)が所属するサンズを106-103で下した。先月、鼻骨骨折した八村は、鼻を保護するため黒のフェイスガードをつけて13日ぶりに実戦に復帰した。フェイスガードは汗をかきやすかったものの、プレーに影響はなかったという八村。途中出場となった第1クオーターで、鋭く切り込みシュートを決めると、第2クォーターでは、エース・レブロンのパスから安定感抜群の3ポイントシュートを決めた。試合終盤、またもレブロンからの技ありパスに、ワンハンドダンクをたたき込み、レイカーズがシーソーゲームを制し準決勝に進出した。試合後八村は「チームで取った勝ちだなと思います。次の試合も大事になってくるので、それに向けてしっかりやっていきたい。」と準決勝への意気込みを語った。渡辺は出場機会が無かった。7日(日本時間8日)の準決勝でペリカンズと対戦する。インシーズン・トーナメントで優勝したチームの選手には1人あたり約7300万円、準決勝進出でも1人あたり約1500万円が支給される。

■インシーズン・トーナメント 準々決勝

・レイカーズ106―103サンズ
・バックス146―122ニックス