4年前の西日本豪雨災害で95人が亡くなった岡山県では、大きな被害を受けた倉敷市真備地区などで追悼式が行われました。

倉敷市の追悼式は、浸水被害を受け去年復旧した文化施設マービーふれあいセンターで行われました。

倉敷市の伊東香織市長は「ここ真備地区においては、これまでに75名の方々のかけがえのない命が失われました。亡くなられた皆様に哀悼の誠をささげるとともに、謹んでお悔やみを申し上げます」と式辞を述べました。

伊原木隆太岡山県知事は「被災された方々に心からお見舞い申し上げます。豪雨災害から4年を迎えますが、引き続きすべての被災された方々の生活再建に向け支援を続けてまいります」と述べました。

このあと、遺族を代表して87歳だった母親を豪雨災害で亡くした平松頼雄さんが今の思いを語りました。

(遺族代表 平松頼雄さん)
「母は、丹精込めて作った野菜や花をご近所におすそ分けすることが生きがいで、優しい人でした。一人暮らしの母の家は少し高い場所にあったので『きっと大丈夫』と無事を祈っていました。しかし何度電話してもつながらず、願いも空しく母は帰らぬ人となってしまいました」

「『もう少し早く避難を促すことが出来れば』と今でも悔やまれますが、母からは身をもって命の大切さ、また命を守るためには早めの避難が大切であると教えてもらった気がします。」

4年前の西日本豪雨で、岡山県では災害関連死を含めて95人が犠牲になり、今も3人の行方が分かっていません。倉敷真備地区での献花と記帳は真備支所できょう(6日)、あす(7日)とも午後7時まで受け付けています。