青森県内の10月の有効求人倍率は1.19倍で、6か月ぶりに前の月を上回りました。

青森労働局によりますと、仕事を求める人「1人あたり」にどれだけの求人があるかを示す有効求人倍率は、10月は1.19倍で9月から0.03ポイント上昇し、前の月を6か月ぶりに上回りました。

業種別にみると建設業や製造業などでは物価高騰を受けた求人の抑制があった一方、卸・小売業では年末の繁忙期に向けた求人があったほか、医療・福祉でも前倒しで人材確保の動きがありました。

県内の雇用失業情勢について青森労働局は、一部に足踏みが見られるとした上で、物価上昇などが雇用に与える影響に留意する必要があるとしています。