
盛運輸・盛大剛社長
「もうずっと心が痛い状況は続いています。非常に会社の責任もやっぱり大きいと思っているし、今後の捜査もいろいろこれから入ってきますので、いろいろそれに従って協力していきたいなという」
6日の家宅捜索を受けて、盛運輸・盛大剛社長はあらためて遺族にお詫びしました。過失運転致死傷の疑いで警察の家宅捜索がされたのは、青森市にある本社や岩手県矢巾町にある営業所など4か所で、盛運輸によりますと事故を起こしたトラックの車検に関わる書類などが押収されたということです。
12月1日に起きた事故では八戸自動車道を走行中の大型トラックからタイヤが外れて男性作業員1人が死亡、1人が軽いけがをしました。トラックの運転手は会社側に、ナットのゆるみの運転前点検を目視だけで行ったと話しているということです。
盛運輸・盛大剛社長
「点検の不備、認めざるをえない。今回の大きい事故を招いたのではないかと思う。運行前の点検が一番大きいのではないかという気がする」
さらに、盛運輸が使っていたトラックの日常点検表がナットの緩みに関してわかりづらい表現になっていて、従業員に十分に浸透していなかったことが判明しました。

こちらは、事故が起きた時に盛運輸が使っていた日常点検票です。そこには「ディスク・ホイールの取付状態」とだけ記載されていました。こちらは、ハンマーを使ってナットの緩みの確認をさすものでした。

これを国土交通省が公開している点検表と見比べてみた時、国交省は「ナット緩み・脱落」と書かれていて、盛運輸側のものはわかりづらい表現になっています。
盛運輸・盛大剛社長
「ちょっと大雑把なのかなと我々が使っていたものが、各ドライバーさんが特に新人ドライバーさんもそうですが理解しずらい」
盛運輸は、この点検表に関する説明を従業員に対して十分に行っておらず、周知が進んでいなかった可能性があるとしています。

盛運輸・盛大剛社長
「そういう指示が不足していたというのがあるし、そういう風に思われても仕方ないという反省もあるので、その点検表でもいいんだけど、部分の表記も物足りないなと。部分の表記の仕方が」
盛運輸は今回の事故を受け、よりわかりやすい表記の日常点検票を採用したということです。警察は、こうした盛運輸が行った日常点検についても調べ会社側の過失も含めて捜査する方針です。














