北陸電力志賀原子力発電所の再稼働の必要性について新田知事は6日、原子力発電による電力量確保と電気料金の価格安定を図る必要があるとの考えを示しました。

これは6日開かれた富山県議会一般質問で自民党・嶋川武秀議員の質問に新田知事が答えたものです。

北陸電力の志賀原子力発電所2号機を巡っては、現在、半径30キロ以内にある敷地外の断層が原発に与える影響を審議していて2011年3月から停止。現時点で再稼働の見通しは立っていません。

新田知事は原発の依存度を引き下げ再生可能エネルギーの割合を高めることが望ましいとしつつも志賀原発の必要性について次のように述べました。

富山県 新田知事:「当面は安全性の確保を大前提としつつ原子力発電による必要な電力量の確保と電気料金の価格安定を図る必要がある」

富山県は北陸電力に対して志賀原発の再稼働の見通しや安全対策など説明するよう申し入れているということです。