子どもがかかりやすく、かつては「プール熱」と呼ばれていた咽頭結膜熱について、石川県は大流行が疑われるなどとして、県内に初めて警報を発令しました。
咽頭結膜熱はアデノウイルスを原因とする子どもに多い急性感染症で、発熱・のどの痛み・結膜炎などが主な症状です。県によりますと1医療機関あたりの報告数が▼11月26日までの1週間で4.79人、▼12月3日までの1週間では6・00人と、警報の基準となる3人を2週連続で超えたため、6日、県下全域に警報を発令しました。咽頭結膜熱の県内での警報発令は現行の感染症法が施行された1999年以降、初めてです。
ワクチンや特効薬はなく、基本的には3日から5日ほどで自然に治りますが、県ではこまめな手洗いやうがいの徹底、タオルなどの共有を避けるよう呼び掛けています。
プールでの接触やタオルの共有で感染することが多いため、「プール熱」の名称が一般に浸透していましたが、県によりますと2003年以降は冬にも流行がみられるようになったということです。また、厚生労働省はこれまで「プール熱と呼ばれることもあります」と説明していましたが、11月に「プール利用における集団感染の報告は見られなくなってきている」とホームページ上の表現を一部修正しています。














