長野県内のガソリン価格は6週連続で値上がりし、9月4日以来3か月ぶりに全国最高値となりました。

資源エネルギー庁によりますと、4日時点の県内の平均小売価格は、レギュラーが先週より1.8円高い1リットルあたり184円でした。

近県と比較しても180円台は長野県だけで、最も安い新潟県に比べると14円高くなっています。

ハイオクも1.8円上がって195.2円、軽油は2.1円上がって165.2円でした。

灯油の店頭価格は18リットルあたり2080円で、先週に比べ26円上昇しました。

政府の補助金の段階的な削減が影響しているとみられますが、石油情報センターは、来週は欧米などの景気の後退で原油価格が下がる傾向にあるとして、小幅な値動きを予想しています。