島根県は5日、過去最多となる755人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
保健所管内別で、出雲410人、松江226人、県央47人、浜田35人、雲南19人、益田12人、隠岐6人です。
出雲と松江は過去最多となりました。

前の日、そして1週間前の火曜からは2.5倍近い数となっています。

島根県内では4件の感染者集団・クラスターが発生しました。

1件目は松江市内の保育施設で、これまでに関係者25人の感染が確認されています。

2件目は、浜田保健所管内の高齢者福祉施設で、職員と利用者あわせて7人の感染が確認されました。

3件目は浜田保健所管内の学校で、2日発表分の患者の接触者について調査した結果、5日発表分までの計5人が、同じ学校の部活動関係者であることが分かったということです。

4件目は浜田保健所管内の学校で、これまでに計11人の感染が確認されています。

いずれも接触者の把握ができていることから学校名や施設名の公表はしないとしています。

島根県内でのクラスターは、これで303件となりました。

そして県は、出雲家畜保健衛生所の職員1人の感染が確認されたため5日から業務体制を縮小しました。

その他、県東部の警察署に勤務する警察官5人、松江市の市立保育施設の職員と市役所職員それぞれ1人、市立病院の職員3人、出雲市の本庁舎勤務の職員7人、消防本部の職員と出先機関に勤務する職員それぞれ1人の感染が発表されました。