農業の高温・渇水対策を盛り込んだ補正予算案などについて審議する新潟県の12月定例会が始まりました。

6日、開会した12月定例会に提出された補正予算案は総額32億6200万円。その柱となるのが農業の高温・渇水対策です。

この夏の猛暑で農家が甚大な被害を受けたことを踏まえ、暑さに強いコメへの転換や次の作付に向けた機械や設備の導入、県産米のおいしさを県外へPRする取り組みなどの支援に2億2000万円あまりを計上しています。

【花角知事】「新潟米のブランド力を維持・強化するため、高温耐性品種の導入や新品種の開発を積極的に進めるなど、異常気象下においても安定した農業生産が可能となるよう取り組んでまいります」

12月定例会は8日に代表質問が予定され、26日まで開かれます。