「社会に戻るつもりがないからです」沈黙を守ってきた被告の男が突然、発言したのは12回目の公判だった。「どうして何も話さないのか」と尋ねた弁護士に淡々とした口調で答えた。それは裁判にどのような姿勢で臨ん…