リニア新幹線の工事をめぐり静岡県の川勝平太知事は12月5日、環境省を訪れ、南アルプスの自然保護について国の有識者会議の報告書が完成する前に環境大臣としての意見を示すよう要請しました。
川勝知事は5日夜、急遽、環境省を訪れ、国のリニア有識者会議に参加している環境省がどのような見解を持っているかを示すよう伊藤信太郎環境大臣あてに要請書を提出しました。
5日提出した要請書では、2014年、当時の石原伸晃環境大臣が「自然環境を保全することは我が国の環境行政の使命でもある」と発言したことを挙げ、国の有識者会議の報告書案について「今回の案は、当時の環境大臣の意見が適切に反映されているとは思えない」とし、見解を示すよう求めています。
<静岡県 川勝平太知事>
「環境省、もっとしっかりしてくださいと。日本の環境行政の使命って言ったでしょう。その言葉に偽りがあってはいけないと思いますね」
県によりますと、川勝知事がリニア問題について直接、環境省を訪れ要請したのは初めてです。
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