富山市で成人女性の遺体を自宅に放置したとして56歳の男が逮捕・送検された事件で、見つかった遺体は司法解剖の結果、男の83歳の母親であることがわかりました。

死体遺棄の疑いで逮捕、送検されたのは、富山市の無職の男(56)です。
警察などによりますと、12月1日に、男の自宅を訪ねた行政職員と男性が1階リビングのソファで成人女性の遺体を発見し、警察に通報。
遺体に着衣の乱れや目立った外傷はなく、その後の司法解剖で9月初旬から10月初旬の間に亡くなった高齢女性とみられることが分かり、5日、男の83歳の母親であることが判明しました。
近所の人によりますと男は事件当時、母親と2人暮らしだったといいます。
警察の調べに対し男は「遺体を放置したことに間違いない」と容疑を認めているということです。