昭和にタイムスリップ…
昭和の子どもたちが夢中になった、貴重なおもちゃやゲームが並ぶ新潟県内最大級の博物館『出雲崎レトロミュージアム』が出雲崎町に8日オープンします。
そのオープンを前に、一足早く取材してきました。
運営する中野賢一さんに案内されて中に入ると、当時モノのキャラクター人形たちが出迎えてくれました。

【株式会社トイズ代表取締役 中野賢一さん】
「昭和のソフビのコーナーになります。推しのソフビは鉄腕アトムのウランちゃんとかセルロイドのペコちゃんですね」
「ソフビ」と呼ばれるソフトビニール製の人形や、大正から昭和にかけて作られたセルロイド製のおもちゃまで…。
懐かしい!と感じる人も多いのではないでしょうか。

『出雲崎レトロミュージアム』は、主に1950~70年代のおもちゃが集められた新潟県内最大級のレトロおもちゃ博物館で、館内に並ぶ1500点以上のおもちゃは全て中野さんの“私物”だそうです。

「こちらがイチ押しのコーナーになります」
『箱庭玩具』と呼ばれるブリキのおもちゃ。
世界中から集められた貴重なものが並ぶまるで遊園地にのような“小さな世界”が広がっています。

『出雲崎レトロミュージアム』の館内には、他にも目玉展示がたくさん!
「当館で一番目玉の“ブリキ”は、この小さいSLが乗っているブリキになります」
鉄道開通100周年を記念し、1935年にヨーロッパで作られたゼンマイ駆動式のブリキのおもちゃですが、歴史だけではなくその貴重な価値にも驚かされます。

「お値段はなかなか…」
防犯上の理由から具体的な金額は言えませんが、例えるなら、新車がおそらく買えるくらいだそうです。