年末年始に海外旅行をする人の数は、去年の2倍以上の58万人になる見通しです。

旅行大手「JTB」は、12月23日から来年の1月3日の間に海外旅行をする人の数が去年の2.6倍の58万人になると発表しました。ただ、コロナ前の2019年と比べると、70%の水準にとどまり、回復途上となっています。

また、費用は1人当たり、およそ22万円と見込まれています。

現地の物価高や円安などの影響で、日本から近い韓国や東南アジア方面が人気の一方で、ハワイやヨーロッパなどに長期で訪れる人もいるということです。

一方、国内を旅行する人の数は2800万人で、需要の拡大や人手不足などによる影響から、平均費用が去年から4000円増えて4万1000円と、調査開始以来、過去最高となりました。