長野県南牧村の様々な場所に牧草を使った雪だるまが飾られ、保育園では園児たちが大喜びで出迎えました。

南牧村の野辺山(のべやま)保育園では5日、村の商工会などでつくる村活性化委員会が、家畜のエサとなる牧草を保存用に丸めたロールを使って作られた雪だるまの飾り付けをしました。

園児:
「可愛い!」
先生:
「どこが可愛い?」
園児:
「目!」

委員会は2006年から村で盛んな酪農をPRしながら観光客に楽しんでもらおうと、高さ3メートルほどの牧草ロールに春には牛のデザインを施し、冬には雪だるまに模様替えして村内各地に飾っています。

この日は委員会のメンバー13人が村内の15カ所に設置しました。

南牧村商工会 滝沢恒夫会長:
「スキーシーズンだから一刻も早く雪も降ってもらったりスキー客もいっぱい訪れてもらわないと。冬はお客さんいないから」

野辺山保育園では園児が完成した雪だるまの前でクリスマスの歌を歌い冬の訪れを楽しんでいました。