「なぜ廃部の方針だけ先行させたのか...理解に苦しむ」
―――今後の課題について、石渡さんは、看板を付け替えるだけではいけない、廃部するなら理由をちゃんと明らかに、というご意見ですね?
(石渡嶺司さん)「廃部するという方針が何かしら合理的な判断があるのであれば、まだ理解が得られただろうと思います。しかし、出てきた話としては、個人犯罪と思っていたけど集団犯罪だった…うんぬんかんぬんと。しかし、逮捕者が出た時点で、日大上層部以外は、これは寮で出た犯罪だから集団でも怪しいだろうというのは、もうみんなわかっていた話なんですよ。それを廃部の理由とするのは何か筋が違う。しかも今、継続審議としていますけれど、そうなると、最初から議論をちゃんとして、学生のヒアリングもちゃんとやった上でどうするのかというのを決めてから発表すべきだった。そういう批判が出てくる話を、なぜ廃部の方針だけ先行させたのか、ちょっと理解に苦しみます」
―――記者会見にはアメフト部の監督は出席しませんでしたね。
(石渡嶺司さん)「確かに、この薬物事件というのは、学生が起こした事件です。しかし、学生が起こした不祥事をああでもないこうでもないといじくったのはアメフト部監督であり、競技スポーツ部の部長であり、あるいはその顧問だったりコーチだったり。私は職員の5人組と勝手に呼んでいるんですけれど、その5人組に対してもちゃんとしかるべき処分を下さない、これはかなり恥ずべき話と見ています」
―――今のところ責任を取ることになったのは、学長と副学長、そして理事長の林さんということになりました。ですから、今後その辺りも明らかにしてもらいたいということですよね?
(石渡嶺司さん)「はい。少なくとも今回の記者会見で、その職員の5人組に対してこういう処分を下します、ぐらいの話は出てしかるべきです。事件発覚後4か月もたっているんですから。他の大学だったらとうの昔に発表している話をなぜ日大はできないのか。これでは林さんが主張していた学生ファーストどころか、競技スポーツ部の職員を優先させる競技スポーツ部ファーストと言わざるを得ません」














