宮城県岩沼市の竹駒神社では5日、今年1年の汚れを落とす恒例の「すす払い」が行われました。

岩沼市の竹駒神社の社殿では、神職や巫女20人が神事で身を清めた後、すす払いの作業に取り掛かりました。神職らは、長さおよそ5メートルの笹で作られた特製のほうきを使って社殿の天井や梁などのほこりを払い落としたり、神の使いとされる「白狐」を布で拭き清めたりしていました。

「すす払い」は一年の汚れを落とす恒例行事として毎年この時期に行われています。

竹駒神社・権禰宜 平澤紀穂さん:
「今年のすす払い、神事が無事終わって安心している。参拝する方々には、清々しい気持ちで参拝いただきたい」

竹駒神社では、正月の縁起物づくりを始めていて6日は、来年の干支、辰を描いた大きな絵馬を飾り付けるということです。

正月三が日には、40万人の参拝を見込んでいます。