岸田総理は、過去に旧統一教会系の友好団体トップやアメリカの教団の元会長と面会していたと写真付きで一部で報じられていることについて「同席者については承知していない。その認識は変わっていない」と重ねて答えました。

問題となっているのは、2019年、当時自民党の政調会長だった岸田総理がアメリカのギングリッチ元下院議長と面会した際、旧統一教会系の友好団体「UPFジャパン」の梶栗正義議長が同席していたと、一部で報じられているものです。

岸田総理はきのう、「大勢の同行者がいたと記憶しているが、その中にどなたがいたかということは承知していない」と答えましたが、朝日新聞が新たに総理と梶栗氏、アメリカの教団元会長であるマイケル・ジェンキンス氏ら4人が納まる写真を報じていました。

この点について、岸田総理は「同席者も含めて写真を撮ることは通例ありえるが、写真があったとしても私の認識は変わりない」としています。

これまで、岸田総理は教団側との関係について「私個人は知りうる限り関係はない」と説明しています。