産まれたばかりの子どもと産んだ直後の母親をサポートする「産後ケア」の事業を行う団体が4日、岩手県議会にさらなる産後ケアの充実を求める請願を提出しました。

4日、工藤大輔岩手県議会議長に請願を提出したのは、花巻市のNPO法人「まんまるママいわて」と、北上市の訪問専門助産所「にこにこ助産婦」の職員と利用者、合わせて9人です。
分娩可能な施設があるのは、岩手県内33市町村のうち9市町村だけです。
そのため2団体は、地域間格差を埋めるため、居住する市町村以外で産む場合のサービスの利用促進や、宿泊型サービスの整備、タクシー代補助の制度創設など産後ケア事業の充実を求めています。
請願は4日開会した県議会12月定例会の中で審議されます。