11月末時点の、長野県内でのクマによる人への被害や目撃情報の件数がまとまり、今年は秋になってもクマの出没が多めとなっていることが分かりました。
県内で今年度、クマの被害にあった人の数は、11月末の時点で11件・12人となっていて、このうち飯山市の男性1人が死亡しています。

また、里での出没情報は、最新の10月末までの速報値であわせて1,256件あり、過去5年間の平均の994件と比べるとやや多くなっています。

一方、10月の目撃は156件あり、2022年の50件の3倍、2021年の83件の2倍と多くなっています。
捕獲件数は10月末時点で354頭で、この内、捕殺したのは296頭、山に放すなどしたのが58頭となっています。














