気象庁によりますと、日本時間のきのう夕方、インドネシア・スマトラ島の火山で大規模な噴火が発生しました。気象庁は現在も、日本への津波の影響について調査しています。

気象庁によりますと、日本時間のきのう午後5時40分頃、インドネシア・スマトラ島のマラピ火山で大規模な噴火が発生しました。

噴煙の高さはおよそ1万5000メートルに達したということです。

気象衛星ひまわりが捉えた画像では、マラピ火山の付近から噴煙が上がる様子が見られます。

気象庁は現在も日本に津波の影響があるかどうか調査していますが、気象衛星ひまわりの画像からは気圧波に対応するとみられるはっきりした変化はみられていないほか、きょう午前0時現在、国内外の観測点でも、潮位の目立った変化は観測されていないということです。

気象庁は、引き続き今後の情報に注意するよう呼びかけています。