北朝鮮に拉致された被害者の家族が熊本市で早期帰国の実現を訴えました。

北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの弟・拓也さんが熊本市で講演しました。

横田めぐみさんは46年前の1977年、13歳の時北朝鮮に拉致され、拓也さんはその時の状況を語りました。

横田拓也さん「工作船の船底の部屋に閉じ込められて鍵のかかった部屋から『お母さん助けて。お父さん助けて。部屋を開けて』と泣き続けていたそうです」

そして拓也さんは、「拉致被害者の帰国に向けて、多くの人に声をあげてほしい」と訴えました。

また、拉致被害者の家族たちは講演会に参加した高校生に「若者にも自分の事として考えてほしい」と呼びかけていました。