障害のある人の表現活動の可能性を知ってもらおうと、富山県黒部市で、市内の福祉施設の利用者の作品展が開かれています。

「みらいアート2023」では、富山県黒部市内7つの福祉施設の利用者の作品などおよそ430点が展示されています。黒部市では、障害のある人の表現活動の支援を始めていて、会場には、「自分の好きなもの」や「クリスマス」をテーマに自由な発想で描かれた絵画など個性豊かな作品が並んでいます。

「せせらぎハウス黒部」の利用者の書画には、精神疾患のある人たちの生活や仕事の中での思いがペーソスとユーモアを交えて表現されています。

黒部市は、「個性を尊重し合い共生するまちづくりのきっかけにしたい」と話しています。この展覧会は12月4日までです。