西武の水上由伸(25)が2日、所沢市の球団事務所で契約更改を行い、700万ダウンの3300万円でサインした。(金額は推定)
プロ2年目の昨シーズンは、中継ぎの勝ちパターンとして60試合に登板し、35ホールドポイントで最優秀中継ぎと新人王を獲得。平良海馬(24)が先発転向となったことで去年以上の活躍が期待されたが、シーズン序盤から調子が上がらず、4月10日の抹消から約3か月も1軍を離れていた。今季は23登板5ホールドに終わり、「何も働いていない。勝ちパターンで投げられなかったことが一番悔しい」と3年目を振り返った。
今シーズンのように噛み合わない感覚は野球人生の中でも初めてだったという。「プロでの難しさというより、自分の中で自分に腹が立ちましたし、あんまり“面白くない1年”でした」と笑顔はなく。やるしかないと強い想いで臨む1年へ「来年は“楽しめるように”頑張る」と水上らしく復活を誓った。














