1日午後、富山市の住宅で女性とみられる遺体が見つかり、警察はこの家に住む56歳の男を死体遺棄の疑いで逮捕しました。現在、男の母親と連絡がとれておらず警察は遺体が母親の可能性があるとみて調べています。

死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、富山市の無職・山崎誠太容疑者(56)です。富山中央警察署によりますと山崎容疑者は、富山市の自宅に成人女性とみられる遺体を放置した疑いが持たれています。

1日午後5時ごろ、山崎容疑者の自宅を訪ねた行政職員が遺体を発見。警察に通報しました。警察の調べに対し山崎容疑者は「遺体を放置したことは間違いない」と容疑を認めているということです。

警察によりますと遺体は腐敗が進んでいて死後数週間は経過しているということです。

山崎容疑者は80代の母親と2人暮らしで現在、母親とは連絡は取れていないということです。警察は遺体が母親の可能性があるとみて、司法解剖し死因を調べる方針です。