耐震改修工事やコロナ禍などを経て来年4月、5年ぶりに香川県琴平町の金丸座で開催される「こんぴら歌舞伎大芝居」の演目や役者が決まりました。

第37回となる「こんぴら歌舞伎大芝居」は、令和の大改修後のこけら落とし公演と銘打って開催されます。香川県琴平町できょう(12月1日)行われた会見では、演目や役者が紹介されました。

演目は、第一部が「沼津」と「羽衣」、第二部は「松竹梅湯島掛額」と「教草吉原雀」に決まりました。出演は10年ぶりの来演となる松本幸四郎さんや、7年ぶりとなる中村雀右衛門さん、8年ぶりの中村鴈治郎さんら豪華俳優陣がそろいました。

「四国こんぴら歌舞伎大芝居」は新型コロナや、舞台となる金丸座の耐震改修のため2020年から4年連続で中止されていましたが、来年4月の開催に向け琴平町が準備を進めていました。

讃岐平野に春を呼ぶ「こんぴら歌舞伎大芝居」は来年4月5日から21日まで開催されます。