日本シリーズJTカップ2日日(1日、東京よみうりカントリークラブ=7023ヤード、パー70)

男子ゴルフの今季優勝者ら30人が予選落ちなしで争う最終戦。前週のカシオワールドオープンで4位に入り賞金王を確定させた中島啓太(23、フリー)は、5バーディ、1ボギーのトータル11アンダーで、前日に続き首位を守った。2アンダー、9位スタートの石川遼(32、CASIO)は、4バーディ、3ボギーのトータル3アンダー、9位タイで2日目を終えた。

初日トップの中島は、前日の好調さをキープ。2番、ロングパットをねじこみバーディを奪うと、5、6番でも連続バーディ。9番では、あわやチップインというスーパーショットを見せバーディと、前半だけでスコアを4つ伸ばす。後半は10番でボギーを叩いたものの、17番でバーディを奪い、トータル11アンダーで前日に続き単独首位を守った。

中島はホールアウト後、「しっかりまとめることができた。明日も頑張りたい」と話し、「このコースは本当に難しいですし、自分との戦いに勝って試合にも勝ちたいなと思います」と明日以降への戦いに向けて気を引き締めた。

中島が今大会を制覇すると、国内メジャー初優勝、そして賞金4000万円を手にすれば、尾崎将司、伊沢利光、松山英樹、池田勇太に続くツアー史上5人目の獲得賞金2億円突破となる。

15年、19年以来の大会3勝目を目指す石川はパー3の2番でバーディを奪うが、その後はパープレー。前半を3アンダーの9位で折り返す。後半は3バーディ、3ボギーと出入りの激しいゴルフで、トータル3アンダーの9位で2日目を終えた。

【日本シリーズJTカップ 2日目結果】

1位 中島啓太 -11
2位 金谷拓実  -9
   蝉川泰果
4位 谷原秀人  -6
***********
9位 石川遼   -3
  (他1名)