巨人・戸郷翔征(23)が球団事務所で契約更改交渉に臨み、9000万円から倍増の1億8000万円(金額は推定)でサインした。
高卒6年目での年俸1億円到達は球団では松井秀喜、坂本勇人(高卒5年目に記録)、岡本和真(6年目)に次ぐスピード出世となった。
大幅アップの倍増という評価について「素直にうれしかったです。長いシーズンでしたけど、WBCからやってきてよかった」と1億円プレーヤーの仲間入りを喜んだ。
今季は24試合に登板し、チームトップの12勝(5敗)をマークしリーグ2位タイ。防御率リーグ4位の2.38、勝率.706と、エースとしての役割を果たし、実りの多い一年だった。チームは4位に終わり「ここ数年良い結果が生まれていないので来年は必ず日本一を。(自身の成績も)まだまだ満足いく成績を残した訳ではない」と来季はさらに上を目指す。
また、シーズン前のWBCでは日本代表に選出され、主に第2先発として3大会ぶりの世界一に貢献した。第1ラウンドの中国戦(2番手)、決勝のアメリカ戦(3番手)で登板し、2試合で5回1失点だった。
さらに、前日の11月30日に阿部慎之助監督(44)から来季の自身初の開幕投手に指名され、1月は宮崎で自主トレを行うという。














