3日午後、島根県出雲市で、磯釣りをしていた岡山県の男性が、雷に打たれ死亡しました。
釣り竿にはカーボン製のもが多く、雷が落ちやすいとして、海上保安部などが注意を呼びかけています。

警察や海上保安部によりますと、3日午後3時ごろ、出雲市大社町日御碕付近の沖合350メートルほどの磯場で、釣り客を迎えにいった渡船業者から「男性客が海に浮いている」と消防に通報がありました。

午後3時半ごろ、男性は心肺停止の状態で救助されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
死亡したのは岡山県倉敷市の51歳の男性です。


この男性は午前5時ごろから、1人で磯場で釣りをしていたということです。

警察によると検視の結果、落雷が原因で死亡したことが分かったということです。

3日の山陰地方は、南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となり、全域で雷注意報が出ていました。


境海上保安部によりますと、一般的に、釣り竿は長い上に、カーボン製のものが多いことから、特に雷が落ちやすいのだと言います。

海釣りはもちろんのこと、川でのアユ釣りでは、天気がさらに急変しやすい山あいに釣り場も多いことから、特に注意が必要としています。

釣り具メーカーのがまかつは、「カーボンロッドは避雷針のようなモノ。使用中、雷が発生したときは釣竿をただちに仕舞込むか、釣竿からすぐに離れるようにして下さい」として、ホームページなどでも落雷による感電事故への注意を呼びかけています。