山梨県富士吉田市のごみ処理施設の金庫から現金などが盗まれた事件で、警察はこの施設に勤務する56歳の市の課長補佐を逮捕しました。

窃盗などの疑いで逮捕されたのは富士吉田市の環境美化センターに勤務する市の職員で課長補佐の男(56)です。


警察によりますと男は今年9月、盗んだ予備キーを使い施設に侵入し、暗証番号を入力して金庫を開け保管されていた現金およそ17万円や手提げ金庫を盗んだ疑いがもたれています。

この事件をめぐっては「公金いただきました」などと犯行声明が複数回施設に届いていて、男が捜査をかく乱するため作成したとみられるということです。

男は調べに対し容疑を認めているということで、警察は金に困り犯行に及んだとみて盗んだ金の使い道などを調べています。