キャベツ畑を全力疾走?農作業をしながら体を鍛える「アグリスポーツ」と呼ばれる新たな取り組みが注目されています。若い世代に農業に親しんでもらうとともに、農地の利活用にも期待できる取り組みです。

富山市のキャベツ畑。ここであるイベントが開催されました。
「よーい。どん」

畑の中で思いっきり走る子どもたち。そして、キャベツの収穫・・・?

これは。スポーツと農業体験を組み合わせた「アグリスポーツ」です。

日本アグリスポーツ協会 西村顕志会長:「食育を僕がしたくて。何かできないかなと思ったときに、子どもたちと一緒に畑をしようとなったんですけれども、それだけじゃなくて、もう一つアクセント加えたいなということで、畑で走ってみようかというので、畑で走ってから農作業するというので始めました」

会長の西村顕志さんは、富山大学陸上部出身で、100メートル走の元県記録保持者です。

現在は、陸上教室を運営するかたわら、農業や食育について学ぶこの「アグリスポーツ」を県内外に広めようと、先月、日本アグリスポーツ協会を設立しました。
