台風による家屋の浸水被害などで発生する災害ゴミに迅速に対応するため、香川県高松市で訓練が行われました。

香川県の16市町の担当者らが参加した図上訓練は、災害ゴミへの対応力を連携して強化しようと行われたものです。

香川県では、2004年の台風による高潮被害などで2万4000トンを超える災害ゴミが発生。住民からの相談が相次ぎました。

訓練では香川県4つのエリアでの浸水被害を想定し、災害ゴミの量を計算、仮置き場の設置場所などを検討しました。

(香川県廃棄物政策グループ 黒田健二課長補佐)「一つの市町だけで対応しきれないケースも考えられますので、関係する機関等も日頃から連携しておくことが重要であるかなと」

激甚化する災害も増えていることから、香川県では今後も訓練を行い、備えることにしています。