岩手大学は再来年春に獣医学部を新設する方針を明らかにしました。設置されれば東北の国立大学で初めての獣医学部誕生となります。

獣医学部の新設計画は、岩手大学が行った会見で発表され、28日詳細がホームページで公表されました。
それによりますと、再来年の2025年4月に理工学部と農学部を再編し、新たに6年制の獣医学部共同獣医学科を新設する計画です。
現在、岩手大学の農学部には獣医学科がありますが、学部として独立させることでさらなる人材育成の環境強化を図る狙いがあります。
入学定員は現在と変わらず30人の予定です。
獣医学部の新設は文部科学省の判断が示される見通しの来年8月ごろに、正式決定する見込みです。