JR四国は、10月の運輸取扱収入がコロナ後初めて、影響のなかった2019年を超えたことを明らかにしました。
JR四国によりますと、10月の運輸収入は33億6400万円で、昨年を24.7ポイント上回りました。2019年と比べてもプラス11.3ポイントとなり、新型コロナの感染拡大前を初めて上回りました。ただ、2019年10月は消費税アップ後の定期券の買い控えがあったことから「単純に比較して回復したとは言えない」という見方を示しました。
(JR四国 西牧世博社長)「コロナの影響がなくなったわけではないので、このまま9割以上いってくれるのを期待しています」
累計では依然2019年度の87.5%にとどまっていて、JR四国では目標の9割を超えるため様々な施策に取り組みたいとしています。