長野県木曽町でスキー場などを運営していた会社が、裁判所から破産手続き開始の決定を受けました。

地裁松本支部から11月9日付で破産手続き開始決定を受けたのは、木曽町の「アスモグループ」です。


帝国データバンクによりますと、この会社は、御嶽山の麓でロープウェーやスキー場を運営してきましたが、2014年の噴火災害や新型コロナの影響で業績が悪化。

負債額はおよそ3億4500万円と見られています。


アスモグループに対し、木曽町は3億2500万円を貸し付けてきましたが、町では、今回の破産手続き開始決定を受けて、「全額を回収するのは難しいと思うが、できるだけ回収していきたい」と話しています。