計画発表から15年、ついに・・・
リフトの連結部分が国立公園内にあり、山林の開発に必要な関係機関の許認可を得るのに時間がかかりましたが、アフターコロナの動きが本格化するなか、今年、計画発表から15年越しで許認可が下りました。
星野リゾート磐梯事業所・森本剛総支配人「両スキー場の連結というのは、私たちはゴールではなくスタートに過ぎず、会津若松市の観光とも連携をいたしまして、冬の地域経済のハブとなるような、そういった施設になろうということを目指しております」

来年春からの福島空港と台湾を結ぶ定期便の就航も追い風となり、地元の観光地にはすでに海外からの問い合わせが増えているといいます。
裏磐梯観光協会・丸山英男会長「このエリアはもともと台湾が多いんですけど、オーストラリアとか他の国からも問い合わせが入っています」
運営する星野リゾートは、「スキー場と会津の文化体験を組み合わせた独自の付加価値を提供していきたい」と話します。
星野リゾート磐梯事業所・森本剛総支配人「競合といわれるニセコや白馬にはない、会津地域ならではの文化体験が提供できると考えているので、この地域独自の観光ポテンシャルは十分にあると私たちは思っています」
ネコママウンテンは今シーズン、前のシーズンより3割多いおよそ22万人の来場を見込んでいます。