大相撲九州場所は、26日千秋楽を迎え、ケガのため中日から途中出場した朝乃山は最終日で小結の阿炎と対戦し白星で今場所を締めました。この1年を終えて朝乃山は「三役復帰へ一から出直したい」と来場所への意気込みも語りました。
ここまで3勝4敗の朝乃山は、小結・阿炎と対戦。
立ち合い、阿炎の激しい突きにのけぞりながらもこらえた朝乃山。阿炎がバランスを崩し手をつきました
朝乃山は終盤3連勝で今場所を4勝4敗7つの休みで終えました。
朝乃山:「勝って良かったですけど、内容見ると悪かったので、最後でこの相撲では納得いかないです」
Q.今場所途中出場してどうだった?
朝乃山:「腹くくって決めたことなので、出るからには思い切っていきたいと思っていました。そこで中途半端な気持ちだと、またケガをしそうで怖かったですし、自分は場所に出たいという気持ちだったので、途中からでも負け越してからでも出たいという気持ちはありました。1年間出れなかった分、少しでも取り戻したかったので」
Q.どんな1年だった?
朝乃山:「1月再十両から始まって、そこから再入幕、ことし掲げていた三役には戻れなかったので、また一から出直すという気持ちをもって高みを目指して稽古していきたい。来年30歳です。30歳から力が出るということも聞いていますので、諦めないで頑張りたいです」
初場所は年明け1月14日から、番付発表は12月25日です。