犯罪被害者への理解や支援を広げていこうと、大分市で警察官らが街頭活動を行いました。

この活動は11月25日から始まった犯罪被害者週間にあわせて実施されました。27日は県警や県など26機関から35人が参加し、JR大分駅前で相談窓口が書かれたチラシを配りました。県警によりますと、今年に入って10月末までに行った被害者支援130件のうち性犯罪関連が最も多く、全体の約3割を占めています。

(大分県警犯罪被害者支援室 井上秀昭室長)「犯罪被害者の方々は直接的な被害のほか精神的なショックや誹謗中傷といった様々な被害に苦しんでいます。犯罪被害者の方々をみんなで支える社会づくりを推進していきたい」

県警では被害相談を電話で受け付ける「#9110」など各機関の窓口に相談してほしいと呼びかけています。