ツインズ(アメリカン・リーグ中地区)からフリーエージェントになっていた前田健太(35)が、同じア・リーグ中地区のタイガースと2年契約の総額2400万ドル(約35億8000万円)で合意したと27日(日本時間)、アメリカの複数のメディアが報じた。
2021年に右肘の手術を受けた前田は、2022年シーズンを全休。今季は6月に2年振りの白星を挙げるなど21試合に登板(先発は20試合)し、104回1/3を投げ、6勝8敗。防御率4.23、117奪三振だった。
メジャー通算では190試合で65勝49敗、防御率3.92。日米通算200勝まで38勝としている。
かつてタイガースには日本人メジャーリーガーのパイオニアといわれる野茂英雄(2000年)、木田優夫(1998年~2000年)の2人が在籍。日本人選手が所属するのは24年ぶりとなる。今季はア・リーグ中地区2位、2014年に地区優勝を果たしてから9年連続でプレーオフ進出を逃している。
■前田健太
1988年4月11日生まれ、35歳。185センチ、84キロ。右投・右打。PL学園高(大阪)から2006年高校生ドラフト1位で広島に入団。2010年は15勝(8敗)、防御率2.21をマークし澤村賞を獲得。NPB通算は218試合で97勝67敗、防御率2.39。2016年にポスティングシステムを利用して海を渡り、ドジャースに入団。20年にツインズにトレードで移籍した。














