伝統芸能への関心を高めてもらおうと岩手県奥州市で26日、地域に伝わる郷土芸能の公演が行われました。

この「奥州市郷土芸能祭」は、市の教育委員会などが開いたもので今回で4回目です。水沢・前沢・衣川の奥州市内3地域と、北上市を合わせた4つの地域から11の郷土芸能団体が参加しました。このうち「母禮太鼓(もらいだいこ)」は阿弖流為と大和朝廷との激しい戦いをイメージした太鼓の演舞です。どの団体も文化の継承が課題で、イベントを通じて若い世代に郷土芸能に興味を持ってもらおうと、日頃の稽古の成果を披露していました。「郷土芸能祭」は来月3日、市内の江刺総合コミュニティセンターでも行われます。