■G1 第43回ジャパンカップ(26日、3歳上、東京競馬場・芝2400メートル)
競馬のG1・ジャパンカップが26日、東京競馬場で行われ、日本人女性騎手として初騎乗となった藤田菜七子(26、根本康広厩舎)はウインエアフォルク(牡6、根本康広厩舎)とコンビを組んだが15着に終わった。優勝は国内外G1・6連勝を飾った世界ランク1位のイクイノックス(牡4、木村哲也厩舎)。
外国から強豪馬を招待して日本のサラブレッドと競わせようと1981年に創設されたジャパンカップ。43回目にして藤田が日本人女性騎手として初めて参戦した。11番人気ながらウインエアフォルクに騎乗した藤田は本馬場入場でも大声援を受けた。
大外8枠18番からスタートした藤田とウインエアフォルクはスタートでやや出遅れると、序盤から最後方に下がってのレースとなった。最終コーナーまで最後方での競馬、最後の直線で鞭を入れるとウインエアフォルクも反応したが15着に終わった。
優勝は1番人気のイクイノックス、これで国内外のG1で6連勝。今年最後のG1有馬記念に出走予定。