26日に開催されるクイーンズ駅伝(第43回全日本実業団対抗女子駅伝)の前日会見が25日に行われ連覇を狙う資生堂の一山麻緒(26)や2年ぶりの優勝を目指す積水化学の新谷仁美(35)など5人が登壇した。前回3区で廣中に1秒差で競り勝ち区間賞を獲得した新谷は「国内で一番を取らない限り世界やそれぞれの高い目標でフルボッコにされてしまう」と気合が入る。
宮城県松島町文化観光交流館前をスタートし、仙台市弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)にフィニッシュする6区間42.195kmで行われる。
1 区(7.0km)松島町文化観光交流館前~塩竈市地域活動支援センター前
2 区(4.2km)塩竈市地域活動支援センター前~NTT東日本塩釜ビル前
3 区(10.6km)NTT東日本塩釜ビル前~富士化学工業前
4 区(3.6km)富士化学工業前~聖和学園高等学校前
5 区(10.0km)聖和学園高等学校前~仙台第二高等学校前
6 区(6.795km)仙台第二高等学校前~弘進ゴム アスリートパーク仙台
この日は会見前に区間エントリーが発表され、一山は前回と同じエース区間の3区、新谷は5区を任された。一山は「日が迫るにつれて状態は上がってるなって思います。明日は2連覇を達成できるように皆で頑張りたいと思います」と目標を語った。
前回とは違う5区を走ることになった新谷は「個人の目標は区間賞なんですが、国内で一番を取らない限り世界やそれぞれの高い目標でフルボッコにされてしまうので、自分が痛い目に合わないように、ここで当然の結果を得られなければそれぞれが目標とするところに立つことはできないので私個人としては区間賞を目指しております」と語った。
MGCで優勝しパリ五輪代表を勝ち取った第一生命の鈴木優花(24)は「昨年は控えで戦力外という形になってしまったので、ここではしっかり走りたいという気持ちがあります冷静さを兼ね備えつつ、しっかり最後まで諦めずに攻め切る走りをしていきたい」とリベンジを誓った。MGCで3位に終わったエディオンの細田あいは「たくさんの方に支援していただいてるので結果を見て頂いて結果で喜んでもらえたらうれしい。そういう走りができたらなと思ってます」。ダイハツの加世田梨花(24)は「1年の総括になるようなレースになると思うんですけど自分の自信になるようなレースができたらMGCのファイナルチャレンジに弾みになるんじゃないかなと思ってます」と意気込んだ。














