絵画や書、写真など幅広い世代の長崎市民の力作が集う美術展が、長崎県美術館で開かれています。

ことしの長崎市民美術展には、一般の部とジュニアの部合わせて3万8千点を超える作品が出品され、会場には 入賞 または 入選 した2,100点あまりが展示されています。

このうち南画部門で最高賞の長崎市長賞を受賞した金子理惠さんの作品「清風拂明月(せいふうめいげつをはらう)」は、月夜に浮かぶ竹を墨の濃淡で表現しています。

金子さんは工芸部門でも入賞していて、ことし ただ一人複数の部門での入賞を果たしました。

長崎市民美術展は前期と後期で展示部門を入れ替え、12月10日まで長崎県美術館で開かれています。